いよいよ試験当日!
緊張もほどほどに席での準備中・・・
あれれ???
ない・・・!!!
忘れ物をしてしまった!!!
血の気が引くような思いで焦ってしまい、パニックになる受験者が必ずいます。
さて、そのようなときはどうしたらよいのでしょうか?
冷静に的確に対応できるよう、対処法を頭に入れておきましょう。
実際にあった体験談や具体例も交えてご紹介します。
- ≪目次≫
- それが無いとどこまで支障があるのか考える
- 事前審査の時間まであと何分あるのか確認する
- 会場から出て買いに行く
- 受験者に貸してもらえるよう声をかける
- 試験管に伝える
- 絶対にやってはいけない!注意点
- まとめ
それが無いとどこまで支障があるのか考える
本当に必要か、代用が可能かどうか一度落ち着いて考えてみましょう。
例えば、使用したい色の絵の具がない場合は他の色で代用できるかなど考えてみましょう。
また、他に忘れ物がないか、一度全てセッティングして確認しましょう。
一つの忘れ物に気をとられて全体が見えなくなることを避けましょう。
事前審査の時間まであと何分あるのか確認する
対応できる時間を確認しましょう。
それによってとるべき行動も変わります。
対応できる時間のリミットとは、事前審査開始直前までの時間です。
試験開始時刻ではありませんので注意しましょう。
トイレを含めこの時間までにはスタートできるように整えておく必要があります。
会場から出て買いに行く
事前審査開始までにまだ時間があり、試験会場のちかくにお店がある場合のみ有効な手段です。
過去にあったケースとして、3級の試験でアート筆を忘れてしまったネイリストがいました。
会場は池袋サンシャインシティです。
事前審査までまだ時間があったので、ネイリスト受験者は会場を飛び出て一人でサンシャインシティにある100円ショップで筆を購入し、対応したそうです。
練習用の筆とは異なるので、描きにくかったようですが何とか筆をコントロールしてお花のアートを描くことが出来ました。
キッチンペーパーやリムーバー(除光液)はコンビニ、ネイルコスメが充実しているドラッグストアであれば、プッシャー、ファイル、OPIのポリッシュなども手に入る可能性が高いですね。
忘れた物が近場で購入することで代用がきくもののであれば、検討してみてください。
受験者に貸してもらえるよう声をかける
「忘れ物をしてしまったのですが、予備でもう一つ持っていれば貸してくれませんか?」
同じネイリスト受験生に聞いてみましょう。
ただし、試験会場で着席しているネイリストに声をかけるのはやめましょう。
会場内では試験管がすでにチェックを始めています。
忘れ物をして周囲の受験者に迷惑をかけている・・・という印象を与える可能性があります。
公に公表されることではありませんが、試験管も人間なので、ネイル技術の評価だけでなく、その人の印象もどうしても採点に影響があると考えられています。
始まる前から試験管にマイナスな印象を与えないように注意しましょう。
さて、その場合は試験会場の入り口から少し離れたところや
トイレに並んでいる受験者にこそっとお願いしてみましょう。
予備を持っていれば、きっと貸してくれるでしょう。
貸してもらえた場合には、返却をどうするかなどもさっと決めておきましょう。
オススメは会場の入り口で待ち合わせることです。
お互いの受験番号も聞いておくと良いですね。
試験管に伝える
筆記用具は忘れた場合、試験管から借りることが出来ます。
これは要項にも記載ありますが、減点対象です。
また、ウェットステリライザーは代わりに紙コップをくれたりと対応してくれる場合もあります。
ただしこの場合も減点や失格になる可能性があるので要注意です。
絶対にやってはいけない!注意点
焦っているあまり、ネイルモデルにも貸してもらう人を探させる、などはしないようにしましょう。
もし道具を借りられるとしても、ネイルモデルでは判断できないことが多くあり、責任はネイルモデルにはありません。
それよりも、事前審査に着席しておらず間に合わないため失格になるリスクの方が怖いです。
ネイルモデルにはとにかく着席していてもらいましょう。
また、事前審査開始後に貸し借りを行うことは絶対にNGです。
隣の人が貸してくれそう!と思っても行動に移してはいけません。
要項にも記載がありますが、事前審査開始後に貸し借りを行うと失格となりますので注意しましょう。
まとめ
試験前日まで練習をしている人も多いでしょう。
ぎりぎりまで練習したい気持ちは分かりますが、事前準備にもしっかり時間をかけましょう。
忘れ物によって力を出し切れない、減点や失格は残念すぎます。
試験当日に慌てて荷物を詰め込むと忘れ物をしやすくなります。
前日に必ず要項をしっかり見て準備しておくようにこころがけましょう。