ネイル検定でのリペアのやり方を解説!注意点やリペアしないための対策も紹介!

ネイル検定でのリペアのやり方を解説!注意点やリペアしないための対策も紹介!

ネイル検定のハンドモデルの爪に折れや欠けができてしまった場合は、リペア(修復)を行います。ネイル検定におけるリペアとは、ハンドモデルの爪が試験前に欠けてしまったりひびがはいった場合、アクリルやグルー等で修復することです。

リペアにはネイル検定規定のルール等が有り、それが失格判定等、合否にも繋がりますのでしっかりと覚えておく必要があります。

試験前にリペアが必要ない状態でのぞめることが一番良いですが、日常生活や練習を重ねることでリペアが必要になる場合は多くあります。リペアが必要になることは誰にでも起こりうることなので、慌てないようにリペアの知識も付けておきましょう。

 

今回は、ネイル検定でのリペア方法の種類やリペアする際の注意点を紹介します。リペアをしないための爪の保護対策についても解説していますので、ネイル検定をこれから受験する方や万が一のときのリペア方法を詳しく知りたい方は、一度お読みください。

 

ネイル検定でのリペアのやり方

ネイル検定でのリペアのおすすめのやり方を3つ紹介します。動画も参考にしながら、やり方を掴んでくださいね。※動画のやり方等は一例です。

  1. チップラップ(シルク・レジン・グルー・フィラー)によるリペア
  2. シルクラップとジェルによるリペア
  3. アクリルを使ったリペア

 

1. チップラップ(シルク・レジン・グルー・フィラー)によるリペア

チップラップは、ネイリスト検定2級の内容にも含まれているため、馴染みのある人もいるかもしれません。チップを装着した後にシルクと呼ばれる薄いシートを貼って補強し、レジンやグルー、フィラー等で整形していく手法です。チップを使用せずに、シルクだけ貼ってリペアする方法もOKです。

 

2. シルクとジェルによるリペア

シルクとジェルを使ってリペアする方法で、ジェルネイルの工程にシルクを追加したシンプルなやり方です。

 

3. アクリルを使ったリペア

アクリルと呼ばれる液体とパウダーを混ぜたもの(ミクスチャー)を使って、人工爪を作る方法です。長くイクステンション(爪の長さを出すこと)を行う場合はこの方法で行います。アクリルパウダーはネイリスト検定1級の内容です。

 

 

 

 

 

上記3つ、どのリペアでも大丈夫です。基本的に事前審査でどの方法でリペアをしたかを問われることはありませんので安心して下さい。

 

ネイル検定でリペアする際の注意点

注意点

ネイル検定時のリペアで注意したいポイントが2つあります。

  • リペア本数は2本まで
  • 本番直前にリペアする

 

リペア本数は2本まで

ネイル検定3級・2級、ジェルネイル検定初級・中級では、イクステンションとリペアの本数が2本以内と決められています。(イクステンションとは、長さだしのことです。)

ネイル検定では4本以上あると失格対象になってしまうので注意しましょう。3本以上にリペアが必要な場合は、他のハンドモデルを探す必要が出てきます。事前審査でリペアをした本数と指を聞かれますので、正確に答えましょう。リペアがある指には小さなシールが貼られ、そのまま試験を行います。

 

本番直前にリペアする

試験直前にリペアした箇所に影響が出ないよう、できる限り本番に近いタイミングでのリペアをおすすめします。

試験に向けた仕込みの段階で長さが足りない爪や折れてしまった場合には、リペアをして補強しておきましょう。リペアの出来が不安な場合は、ネイルスクールの先生等に見てもらうと良いでしょう。

 

リペアをせずに試験を受けるための対策とコツ

リペアについて

ネイル検定はリペアをして受験ができますが、可能ならリペアせずに受けたいものです。リペアせずに検定試験を受けるためにできる対策を見ていきましょう。

  • ネイルケアの重要性とコツをハンドモデルに伝える
  • 爪が弱くモデルに適さない人を避ける
  • ハンドモデルに慣れている人に依頼する

 

ネイルケアの重要性とコツをハンドモデルに伝える

ハンドモデルに、丁寧な日常生活のお願いとネイルケアの重要性を伝えることが大切です。爪でシールをはがす、爪で蓋を開ける、など欠けや折れのきっかけになりやすい行為を避け、爪を道具として使わないよう気をつけてもらいましょう。

ネイルの折れや割れなどのトラブルを避け、状態をキープすることがなぜ重要なのか、わかりやすく説明するだけで、ネイルに対する本人の意識が変わるはずです。

また、爪を健やかに保つためにもネイルオイルを塗る等もお願いできると良いでしょう。ネイル検定に合格するために協力してほしい、と誠意を持ってお願いしましょう。

 

爪が弱くモデルに適さない人を避ける

もともと爪が弱い、割れやすいなどハンドモデルに向いていない人に依頼してしまうと、リペアが必要となる可能性が高まります。

完璧な条件のハンドモデルを探すことは難しいかもしれませんが、なるべく丈夫で健康的な爪を持つハンドモデルであると良いでしょう。

 

ハンドモデルに慣れている人に依頼する

お手入れやケアをやり慣れている、ハンドモデル経験が多い人に依頼できると安心です。爪の保護の大切さやリペアに対する理解等もあると助かりますよね。

NAIL&YOUではハンドモデル経験があったり、ネイル検定試験に理解があるハンドモデルが多数登録しています。

→ハンドモデルを探す

 

ネイル検定時のハンドモデルの選び方については、こちらの記事もご覧ください。
ネイル検定で合格するハンドモデルの選び方!見つけ方!

 

まとめ:リペアは想定内!焦らず行えばOK!

アクリルリペア

ネイル検定試験に向けて気をつけて爪のケアをしていても、不測の事態が起きる可能性は多くあります。爪が折れる、亀裂が入るなどのトラブルが起きた際も、きちんとリペアすれば問題なく試験を受けられます。

ただ、規定の本数を越えてしまった場合は別のハンドモデルに依頼する必要も出てくるので、普段からリペアしなくて済むようにネイリストとハンドモデル、どちらも注意を払うことも大切です。必要なリペア方法を実践して、ネイル検定で合格を勝ち取りましょう。