男性でもネイル検定は受けられる?メンズネイリスト事情は?

男性でもネイル検定は受けられる?メンズネイリスト事情は?

ネイリストは女性の職業というイメージが強いかもしれませんが、メイクアップアーティストと同じように、近年では男性のネイリストが増えています。

男性の美容意識が高まっているなか、需要とともにメンズネイリストが活躍するチャンスも増加していくと予測されます。ただ、実際に活動している人の数が少ない今は、ネイル検定の取得や就職などに疑問や不安を持つ人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、男性がネイル検定を受験してメンズネイリストとなる方法やメンズネイリスト事情などを紹介します。ネイルが好きな男性やネイリストに興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

 

ネイル検定は男性でも受験可能!活躍の場も広がる!

メンズネイリスト

まずネイル検定は、男性でも問題なく受験可能です。
以前までは「ネイルは女性がするもの」というイメージが定着していましたが、近年はメイクアップアーティスト同様に、ネイルやネイリストに興味のある男性の受験も増加傾向にあります。

これには、近年の男性の美容に対する意識の高まりや実用性が関係しています。握手や名刺交換のシーンなど、ビジネスにおいて爪先に目が行くタイミングは少なくありません。身だしなみのひとつとしてネイルのお手入れをする男性が多く見られます。

また、野球選手などが常日頃から爪のお手入れをしているように、アスリート専門のネイリストという分野も発展を遂げています。スポーツトレーナーの一つとして、爪の分野を担うネイリストとしての活躍も期待されます。

 

ネイル検定合格後の男性の進路

メンズネイリスト

男性がネイル検定を受けて合格した後は、下記のような進路が考えられます。

  • ネイルサロンでメンズネイリストとして施術する
  • 自分のサロンやスクールを経営する
  • ネイルアーティストとして活動する

 

男性を採用するネイルサロンの求人は、まだ数が少なく限られていますが、さまざまな場所で募集されています。ネイリストの求人情報だけでなく、ネイルサロンやネイリストのホームページやSNSのアカウント、公式ブログなどに掲載されている場合もあるので、随時チェックしましょう。直接問い合わせてみると、タイミングよく求人があれば採用されることもあります。

自分のサロンやネイルスクールの運営という選択肢もあります。個人サロンには大掛かりな設備不要、低コストで開設できますので、比較的すぐにはじめることが可能です。

今は、インスタグラムやYouTubeなどネット上の発信が仕事へと発展する時代です。自分のデザインや技術をアピールして認知を増やしていくことで、ネイルアーティストとして活動できる可能性は十分にあります。まだメンズネイリストの有名人が少ない中なので、独自のキャラクター性や施術の差別化を図れば有名になることも出来るでしょう。

ネイリストになるまでに必要な資格費用や節約方法については、こちらの記事もご覧ください。
ネイリストになるまでにいくらお金がかかる?費用を安く抑えるリアル技!

 

メンズネイリストになる強みと克服すべき点

メンズネイリスト

メンズネイリストには、女性のネイリストとは異なる強みと克服すべき点があります。

 

メンズネイリストになる強み

メンズネイリストになる主な強みとして、下記の点が挙げられます。

  • 体力がある
  • 男性目線ならではの施術が可能
  • 男性のお客様が気軽に利用できる

 

座りっぱなしとはいえ、ネイリストは基本的に長時間労働です。シフト制勤務のサロンも多いため、体力のある男性は有利といえます。また、1〜2時間と長い施術でも安定した細かい作業を続けやすい点も、男性のメリットでしょう。

細かい作業は女性の方が向いていると思われがちですが、ネイルの作業は実は「プラモデル作り」に非常に似ているところもあります。例えば、緻密にピンセットを使って組み立てたり、カラースプレーを使って色を塗ったり、それこそデザインやカラーリングを考える想像力なども必要です。つまり、男性でも細かいネイル作業は十分に得意になり得ると言えます。

また、接客の面では女性客が多いネイルサロンの中で、男性視点からの提案や会話ができることも一つの強みにもできるでしょう。

また、ネイルケアをしたい男性の中には、女性しかいないサロンに行くことをためらってしまうかもしれません。男性ネイリストが在籍していることで、気軽に立ち寄る男性客が増える可能性もあります。

 

メンズネイリストの克服すべき点

メンズネイリストとして活動する上で考えられる克服すべき点を見ていきます。

  • メンズネイリストの認知度が低い
  • 男性だからという理由で敬遠される可能性も
  • ハンドモデルを見つけづらい

 

今はまだメンズネイリストという認知度が低く、施術をしてもらうのはどうしても女性だと思っている人が大半です。そのため、施術をするネイリストが男性です、と伝えると「え!?」と一瞬でも驚かれることがあります。

中には「男性に施術されると緊張する」「男性に触られることに抵抗がある」などの理由で、敬遠されることも考えられます。ネイル技術とともに、お客様の心理の理解や細かな配慮ができる人材が求められます。

また、ネイル検定試験などではハンドモデルを探すことにも苦労する場合が多いです。女性の友達に声をかけづらい、SNSで探すとナンパ目的と捉えられるなど注意が必要です。そのような時にはNAIL&YOUで確実に検定試験のハンドモデルを探すのがオススメです。

 

まとめ:ネイル検定は男性もOK!合格してメンズネイリストを目指そう

メンズネイリスト

身だしなみなど実用的な必要性、そして男性の美意識の高まりとともに、男性ネイリストの需要は高まっています。男性ならではの強みや女性との差別化ポイントを活かし、さまざまなシーンでの活動が見込めます。

ネイルを仕事にしたい人は、まずはネイル検定など資格を取得してチャレンジしてみましょう。