ネイリストになるまでにいくらお金がかかる?費用を安く抑えるリアル技!

お金はいくら必要か

ネイリストになりたい!学んでみたい!
でもネイル道具や、スクール代も結構かかりそう・・・

ネイリストになるまでに一体いくらくらいかかるのか、心配になることも多いでしょう。
ここではネイリストの資格取得に向けてネイリストになるまでにかかる費用を解説していきます。

ネイル技術はしっかり学びつつ、かかるお金の面ではもちろん賢く節約していきたいですよね。
必要な費用に対してどうしたらお得にGETできるのか、実際のリアル体験談をもとに上手に利用していきましょう。

    ≪目次≫

  1. ネイリストになるとは?
  2. ネイリストになる道のりは?
  3. ネイリストになる道のり別かかる金額
  4. 費用を安く抑えるリアル技紹介
  5. ネイリストになるまでのお金のやりくり
  6. まとめ

 

ネイリストになるとは?

ネイルサロン

ネイリストに国家資格などはないため、実は誰でも「ネイリストです!」と名乗ることが出来ます。

ただし、多くのネイリストはネイル検定を取得して初めて職業として「ネイリストです!」と名乗ることが一般的な流れとなっています。

詳しくはこちら
→ネイリストにネイルの資格は絶対必要?なしでも大丈夫?

ここでも、「ネイリストになる」とはネイル検定1級、ジェルネイル検定上級を取得するところまでを指して説明していきます。

 

ネイリストになる道のりは?

合格証

ネイリストになるためにはまず学びが必要です。
大きく分けて学びの方法は3つ。

1ネイルスクールで学ぶ

2通信で学ぶ

3独学で学ぶ

 

それぞれの環境やペースに合わせて選択していきましょう。
そして気になるのが「いくらお金がかかるのか?」ということですよね。

学び始める前に必要なお金はあるの?
ネイルサロンで働きながらスクールに通うのはどうなの?
少しでもお得にネイルを学ぶ方法はあるの?

そんな疑問にお答えしていきます。

 

ネイリストになる道のり別かかる金額

 

学びにかかるお金

豚の貯金箱

ネイルスクール、通信、独学、でかかるお金は異なります。

ネイルスクールが一番高く、その次に通信、そして一番安く学べるのは独学となります。

相場としては、ネイルスクールで1級、上級まで取得するコースで約100万円です。

名の知れた大手ネイルスクールではその位の相場ですが、認定講師ネイリストなどが個人で開いている小規模ネイルスクールもオススメです。

その場合の費用の相場は約60万です。

スクールの場合、時期によってはお得な割引キャンペーンをやっていることが多いのでWEBサイトなどで必ずチェックしましょう。

また、見学や体験レッスンに行った後、○○日以内の入学でさらに割引になる、など特別なキャンペーンを行っている場合もたまにあります。
そのため、見学や体験レッスンなどスクールの比較は短期間にぎゅっと行い決めるのがおすすめです。

 

通信の場合ですと、費用の相場は約45万円です。
レッスンは基本的に動画受講で、採点してもらうハンドなどを送る形です。

 

独学でしたら、自分で購入するテキストくらいなので1万円もかからないという人もいるでしょう。

インスタやYouTubeでネイル検定実技の動画などもたくさんありますので、そちらを教材の一つとして学ぶのも一つの手でしょう。
ただし、ネイル検定に対する正しい情報などはやはりネイルスクールか通信講座でいち早くキャッチできるためオススメです。

 

道具代

ネイルポンプ

ネイルスクールに入ったらすぐにネイル検定の勉強が始められるわけではありません。
授業料に含まれている道具も一部はありますが、たいていは道具を揃える必要があります。

まず多くのものは100円ショップで購入できますので、活用しましょう。

ただし、ネイル用品はネイル専門店で購入する必要があります。
その場合お店で一番安いものを買うのでは無く、使い勝手の感触や長く使える耐久性のあるものを選びましょう。

 

また、練習をしていく中で消耗品もたくさんあります。
コットンやネイルペーパー、消毒液、アクリルリキッドなどです。
これらは都度、購入していく必要があります。

ネイル検定を受験する期間で、道具代にかかる金額は約10万円です。

 

試験費用

お金

ネイル検定の試験を受験するために受験料がかかります。
主な受験料はこちら

JNECネイリスト技能検定3級 6,800円
JNECネイリスト技能検定2級 9,800円
JNECネイリスト技能検定1級 12,500円

JNAジェルネイル技能検定初級 9,900円
JNAジェルネイル技能検定中級 13,200円
JNAジェルネイル技能検定上級 16,500円

 

これら全てを受験するだけでも合計68,700円かかります。
しかも、もしも不合格となり再度受験する場合はその都度受験費用がかかります。

 

詳しくはこちら
→ネイル資格の種類が知りたい!どれを取得すべき?取得すべき順番は?

 

その他

電車

主なものでは「交通費」があります。

ネイルスクールに電車で通っている場合はスクールまでの往復運賃、そして試験会場への往復運賃がかかります。
それぞれは小さな金額ですが、積み重なれば大きくなります。

仮にネイルスクール往復運賃が500円だとして、週に一度のレッスンで一年約50回通ったとすれば500×50=25,000円になります。
これに試験会場までの運賃1,000円が数回かかるとすれば、年間の交通費は約30,000円です。

 

また、ハンドモデルへの謝礼などにもお金がかかります。

通常、ハンドモデルをしてくれた方には時給1,000円+往復復交通費と試験当日には謝礼金(検定級にもよるが、相場1万円程度)をお渡しするのが一般的です。
NAIL&YOUでもハンドモデルには練習での時給は1,000円と検定級に応じた当日のモデル料を示しています。

これらを踏まえて、ネイルスクールに通った場合、全て合わせるとかかる費用は約130万ほどとなります。
とても大きい金額ですが、以下で紹介する費用を抑える知識も使って、上手にやりくりして取り組みましょう。

費用を安く抑えるリアル技紹介

フリマアプリ

スマホSNS

不要になったネイル用品などをネイリストが多く出品しています。
定価で買うと高いですが、ここでは中古品をとてもお得にGETできます。

実際に手に取って購入を決めることは出来ないので、出品者との間でトラブルが起きないように注意が必要です。

 

ネイル問屋のお店から購入する

ネイル道具

ネイルスクールなどでは入学と同時にご案内があったりしますが、独学で学んでいる方は必見!

試験に使用するネイル道具は指定のものが多く、それらは基本的にネイル用品を扱うネイルショップで揃えることが出来ます。
こういったネイルショップは通称「ネイル問屋」とも呼ばれ、プロネイリスト専用のお店となります。

そのため、会員登録が必要です。
会員は一般の価格よりも安く購入出来るメリットがあります。
(ある意味ネイリスト価格が定価とも言えますが。)

 

Amazonや楽天など様々なネットサイトからでもネイル用品の購入は可能ですが、それらは正規商品でない場合も多く、また価格も一般の定価です。
ネイリストであれば登録は無料で出来ますので、ネイル問屋に必ず登録をして利用しましょう。

 

<大手ネイルショップはこちら>
TAT:https://www.nailtat.com/
ネイルパートナー:https://www.nail-partner.com/

 

問屋のセールを狙う

セール

年に何回かネイル問屋のセールがあります。
10パーセントから20パーセントオフになります。

また、購入金額に応じた会員ランクによって、さらに割引対象にもなります。

ライン@の登録や、各お店のWEBページのお知らせをこまめにチェックしましょう。

 

ハンドモデルをして稼ぐ

ネイリストがポリッシュを塗る風景

NAIL&YOU(ネイルアンドユー)に登録をしてハンドモデルとしてお金を稼ぐ方法があります。

例えば、1級の試験のハンドモデルとして3ヶ月間週に一回の練習に協力した場合
約53,000円の報酬となります。
(加えて交通費も別途支給されます。)

 

<試算例>
練習3時間×1,000円(時給)×12週分(3ヶ月)+2,000円(前日の2時間の仕込)+15,000円(試験本番)=53,000円

そして何よりも同じネイリストとして、気持ちがよく分かるので一番頼りになるハンドモデルになれることでしょう。

ネイリストになるまでのお金のやりくり

時計とお金

ネイリストになるためには時間もお金も必要です。

ではどのようにお金のやりくりをしていけば良いのでしょうか?
ここでは多くのネイリストがたどるオススメの方法を提示します。

 

まず、ある程度まとまった金額を貯めてから学びをスタートさせましょう。

ネイルサロンで働いてお金を貯めながら試験にのぞむという人もいますが、働くことで時間が限られますし、2級以上を取得していないと雇ってもらえないネイルサロンがほとんどです。

そのため、まずはネイル検定2級までをしっかり学び、取得してからネイルサロンで働くことを考えましょう。

 

つまり、2級に合格できるまでの金額を貯めることからスタートです。
目安としては50万円です。
(スクール代、材料費などもろもろを含む)

2級まで取得後、ネイルサロンで働きながら1級を目指す方法はよくあります。
その場合はネイリストとしてのお給料から1級に向けてのお金も貯めなければならないので、上手にやりくりをしましょう。

 

注意点も有り!

気をつけて

ただし、ここで一つ注意したい点があります。

実はこのやり方ですとネイルサロンでの業務が忙しくなり、1級を目指すことを断念するネイリストが多くいます。
ネイルサロンではジェルネイルを扱うことが多く、1級のアクリルの筆の感覚と異なるためどちらもうまく上達できないという傾向にあります。

そのため、出来れば最初から一気に1級までを目指して学ぶ、という方法が一番オススメです。

 

1級まで目指すつもりで準備してスタート!

伸びして元気

1級までを集中して学び、資格取得後にネイリストとして働くという方法です。
その場合のスタート時に貯めておきたい金額の目安は100万円です。

大きな金額となりますが、計画を立てて夢の実現のために思い切ってチャレンジしたいところです。

まず、毎月いくらネイルの勉強代として使えるのか考えてみましょう。
一度に用意できない場合はスクールによってローンを組めるところもあるので、相談してみましょう。

 

まとめ

ネイルスクールでのお金が一番かかりますが、早く正確に学べる、最新の情報を得られる等メリットが多くあります。
通信の場合は自分の好きな時間に合わせて学べるというメリットもありますね。

「ネイル検定に必ず合格する!」という強い気持ちを持って、自分のライフスタイルに合ったお金の計画を立ててみましょう。

本気であればぜひお金を上手にやりくりしてネイル検定取得にチャレンジしてみてください。